春の予防のシーズンがやってきました!
今年も予防の季節になりました!
ワンちゃんは、狂犬病、フィラリア、ノミダニの予防、
猫ちゃんはフィラリア、ノミダニの予防を始めましょう!
〜狂犬病について〜
狂犬病は感染してしまうと治療法がなく、ほぼ確実に死に至ってしまう人獣共通感染症です。
日本では1956年の感染を最後に報告はされていませんが、世界中で毎年報告されており、
海外から日本に入ってきてしまう可能性もあります。
しかし、狂犬病は予防接種によって予防することが出来ます。
狂犬病ワクチンの予防接種は法律で義務付けられていますので、忘れずに接種しましょう!
当院でも狂犬病ワクチンの予防接種が可能です。
〜フィラリアについて〜
犬糸状虫とも呼ばれているフィラリアは、蚊が媒介して犬の肺静脈や心臓に寄生し、
全身の血液循環や内臓にも深刻な影響を与える虫です。
フィラリアは蚊の吸血によって犬の体内に侵入し、約6~7ヶ月で幼虫から成虫に成長します。
フィラリアが動物の体内にいると、元気消失、食欲低下、発咳、貧血、不整脈など様々な症状を示します。
フィラリアのお薬は体に入ってきたフィラリアを駆除するためのお薬です。
当院では5月中旬~12月中旬の月1回、フィラリア予防薬を投薬して頂きます。
フィラリア検査の際には採血をしますので、
フィラリア採血の際に一緒に『血液検査+健康診断』をやってしまうのが
ワンちゃん・ネコちゃんへの負担も軽くなっておすすめです。
健康診断については、当院スタッフにお尋ねください。
〜ノミ・ダニ予防について〜
野外のマダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」感染症は特に注意が必要です。
ワンちゃんやネコちゃんがSFTSウイルスを持ったマダニを生活環境に持ち込み、
人がマダニに咬まれてSFTSに感染する可能性があります。
原因となっているマダニは、全国的に分布しており、
ワンちゃん・ネコちゃんに寄生していることもよく見かけます。
また、ノミにより皮膚炎を起こしてしまっている子もよく見かけます。
ノミやマダニは深刻な問題をもたらす外部寄生虫で、適切な対策が必要となります。
愛犬・愛猫がノミやマダニにたくさん寄生されて、重大な被害を受けてしまわないように早めの対策を心がけましょう。
また、ノミやマダニは人にも被害を与えます。
一時的な駆除だけでなく定期的に継続したできれば年間を通した予防をお勧めします。
ご不明な点はお気軽にご相談下さい!