短頭種のワンちゃん要注意！　熱中症について｜さいたま市見沼区の動物病院「後藤動物病院」

熱中症とは、高温多湿な環境下で体温が上昇してしまい、体内の水分と電解質のバランスが崩れることによって引き起こされる疾患です。犬や猫にとっても熱中症は非常に危険であり、最悪の場合死に至ることもあります。特に夏場や屋外での活動中に注意が必要です。

熱中症になる主な原因

・高温多湿な環境下での運動

・車の中での長時間の待機

・日陰のない場所での待機

・体調がすぐれない時に高温多湿な場所にいること

 

熱中症の主な症状

・呼吸が荒くなる

・泡を吹いている

・吐き気、嘔吐

・意識もうろうとしている

・歩くことが出来ない

・発作や痙攣

 

熱中症をおこしやすい犬種

・短頭種（例：パグ、フレンチブルドッグ、ブルドッグ、シーズー、ペキニーズ）

・肥満気味のワンちゃん

・子犬

・シニア犬

 

犬や猫は熱中症になると非常に危険な状態に陥ります。そのため、高温多湿な環境下では注意が必要であり、症状が現れた場合にはすぐに対応することが重要です。少しでも気になる点がありましたらお気軽にご連絡ください。