初めてペットを飼う方へ

初めて犬を飼う方へ

初めてわんちゃんをお迎えする方は何かと不安やわからないことも多いかと思います。
このページではわんちゃんとの生活のために知っておいてほしいことを各項目でまとめて記載しております。
少しでもお力になれればと思いますので、お気軽にご相談ください

検診について

子犬をお迎えしたら、まず検診にいらしてください。身体検査をさせていただいて、今後のスケジュールをご相談させていただきます。もし先天性の疾患が見つかったときは、今後の飼育上での注意点や治療方針等をお伝えできます。

来院時の持ち物

  • ワクチン証明書
    ペットショップで渡された、ワクチン証明書があれば持参しましょう。
  • リードやキャリーケース
    小型犬や子猫などは、キャリーケースに入れていただきます。
    特にのワクチン接種前の犬や猫は他の子とのトラブルを防ぐため極力キャリーケースにいれていただくことをおすすめします。
  • ペットシーツやティッシュ
    小型犬や子猫などは、キャリーケースに入れていただきます。
    特にのワクチン接種前の犬や猫は他の子とのトラブルを防ぐため極力キャリーケースにいれていただくことをおすすめします。
  • タオル
    他の犬が興奮してしまったり、子犬がおびえてしまわないように、くるんだり、キャリーケースにかけたりできるので持参しましょう。普段慣れている匂いのものを身に着けると落ち着きます。

混合ワクチンについて

初年度は、複数回接種する必要があります。週齢により接種回数が異なるので一度ご相談いただければと思います。当院では6種ワクチンまたは8種ワクチンを接種できます。どちらを接種するかは生活環境により異なるため飼い主さんとご相談してから決めさせていただきます。

6種 8種
犬のジステンパー
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型感染症
犬パラインフルエンザウイルス感染症
犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
犬のレプトスピラ感染症(カニコーラ型)
犬のレプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー型)

狂犬病ワクチンについて

「狂犬病予防法」に基づき、91日齢以上の犬の所有者は、その犬を所有してから30日内に市町村に犬の登録をし、鑑札の交付を受けるとともに、狂犬病の予防注射を犬に受けさせ、注射済票の交付を受けなければなりません。
さいたま市にお住まいの方は当院で狂犬病ワクチン接種と登録ができます。
さいたま市以外にお住まいの方は注射を当院でできますが、登録ができないので、ご自身で市役所にて手続きをしていただく必要があります。

マイクロチップについて

令和3年6月1日よりペットショップやブリーダーなどが販売する犬や猫においてのマイクロチップの装着が義務化されました。これにより、ペットショップやブリーダーから購入した犬や猫にはマイクロチップは装着されていることになります。別のルートでペットを飼育することになった場合は、マイクロチップを装着しなければなりません。当院でマイクロチップを装着することが可能ですので、お気軽にご連絡ください。

寄生虫について

子犬は内部寄生虫に感染していることがあります。子犬の時に糞便検査を複数回することをおすすめします。犬の代表的な消化管寄生虫は、犬回虫、犬鞭虫、犬鉤虫、コクシジウム、トリコモナスやジアルジア等です。
病院内での糞便検査では検出しにくい寄生虫がいるため、下痢が続く子犬は遺伝子検査が必要になることもあります。

寄生虫は予防できるものもあります。
特に重要なフィラリア症やノミ・マダニの予防についてはこちらのページをご覧ください。

食事(栄養)について

子犬の時期に与える食事は、その後の健康と食習慣に大きな影響を与えます。このため、子犬の時期にしっかりと健康的でバランスのとれた食事をとり続けることが重要です。
また生後3カ月頃までは、低血糖になりやすいので食事を小分けにして与えましょう。

犬猫が食べてはいけないもの

  • ネギ、タマネギ、長ネギ、ニラ
  • チョコレート
  • ブドウ、レーズン
  • キシリトール
  • 生肉

上記のものがすべてではありません。
誤飲、誤食は身近なものでだれにでも起こりうる可能性があります。
特に飼い始めは注意しましょう。

歯科について

2歳以上の約80%のワンちゃんは何らかの歯周病の徴候を認めるといわれています。歯周病が進行すると全身の細菌感染、蜂窩織炎や顎骨骨折が起きることがあります。このため子犬のときからホームケアをすることが大切です。ホームケアの方法についてはご来院の際にご相談ください。

避妊去勢について

実施時期は避妊手術も去勢手術も、初回発情前(生後6~7ヶ月)が目安です。初回発情前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の発症を高い確率で予防できることがわかっています。またオスの場合はマーキング(犬)をする癖がつきにくいといわれています。
当院の避妊・去勢手術について詳しくはコチラ

初めてのペットとの生活でお困りのことなどございましたら
お気軽に当院へご相談ください。

初めて猫を飼う方へ

初めて猫ちゃんをお迎えする方は何かと不安やわからないことも多いかと思います。
このページでは猫ちゃんとの生活のために知っておいてほしいことを各項目でまとめて記載しております。
少しでもお力になれればと思いますので、お気軽にご相談ください

検診について

子猫をお迎えしたら、まず検診にいらしてください。身体検査をさせていただいて、今後のスケジュールをご相談させていただきます。もし先天性の疾患が見つかったときは、今後の飼育上での注意点や治療方針等をお伝えできます。

来院時の持ち物

  • ワクチン証明書
    ペットショップで渡された、ワクチン証明書があれば持参しましょう。
  • リードやキャリーケース
    小型犬や子猫などは、キャリーケースに入れていただきます。
    特にのワクチン接種前の犬や猫は他の子とのトラブルを防ぐため極力キャリーケースにいれていただくことをおすすめします。
  • ペットシーツやティッシュ
    小型犬や子猫などは、キャリーケースに入れていただきます。
    特にのワクチン接種前の犬や猫は他の子とのトラブルを防ぐため極力キャリーケースにいれていただくことをおすすめします。
  • タオル
    他の犬が興奮してしまったり、子犬がおびえてしまわないように、くるんだり、キャリーケースにかけたりできるので持参しましょう。
    普段慣れている匂いのものを身に着けると落ち着きます。

混合ワクチンについて

初年度は、2回接種する必要があります。当院では3種ワクチンまたは5種ワクチンを接種できます。どちらを接種するかは生活環境により異なるため飼い主さんとご相談してから決めさせていただきます。

3種 5種
猫汎白血球減少症
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
クラミドフィラ・フェリス感染症
猫白血病ウイルス

猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)

  • 症状:歯肉口内炎、体表リンパ節腫脹、体重減少、貧血、発熱や皮膚病などがみられます。
  • 診断:院内キットによる 抗FIV 抗体の検出, PCR 検査による FIV プロウイルス(DNA)またはウイルス RNAの検出、ウェスタンブロット法による抗FIV抗体の検出により診断します。
  • 治療:根治できない病気のため、対症療法を行います。
    例えば、歯肉口内炎のときは内服薬や歯科処置を行います。免疫力が落ち感染症に罹りやすくなるので、抗生物質やインターフェロン等を投与することがあります。
  • 予防:主にケンカで咬まれたときに感染します。外にネコちゃんを出さないようにしましょう。

猫白血球ウイルス感染症(FeLV)

  • 症状:歯肉口内炎、体表リンパ節腫脹、体重減少、貧血、発熱、下痢や皮膚病などがみられます。
  • 診断:院内キットによる FeLV 抗原の検出, PCR 検査による FeLV プロウイルス(DNA)またはウイルスRNAの検出、免疫蛍光染色 (IFA) による FeLV 抗原の検出により診断します。
  • 治療:根治できない病気のため、対症療法を行います。
    歯肉口内炎には内服薬や歯科処置を行い、貧血には造血効果のあるホルモン剤の注射や輸血を行います。リンパ腫や白血病を発症した場合には抗癌剤の治療を行うこともあります。
  • 予防:主にグルーミング、咬傷および食器の共有によって唾液を介して伝播します。
    感染猫との接触を避けましょう。

FIV、FeLVともに少量の血液を採取し、検査キットで感染の有無を10分程で判定できます。
特に保護猫出身のネコちゃんや多頭飼育のご家庭で新たにネコちゃんをお迎えされる場合は検査をおすすめいたします。

マイクロチップについて

令和3年6月1日よりペットショップやブリーダーなどが販売する犬や猫においてのマイクロチップの装着が義務化されました。これにより、ペットショップやブリーダーから購入した犬や猫にはマイクロチップは装着されていることになります。別のルートでペットを飼育することになった場合は、マイクロチップを装着しなければなりません。当院でマイクロチップを装着することが可能ですので、お気軽にご連絡ください。

寄生虫について

子猫は内部寄生虫に感染していることがあります。子猫の時に糞便検査を複数回することをおすすめします。猫の代表的な消化管寄生虫は、猫回虫、猫鉤虫、コクシジウム、トリコモナス、ジアルジア、瓜実条虫やマンソン裂頭条虫等です。
病院内での糞便検査では検出しにくい寄生虫がいるため、下痢が続く子猫は遺伝子検査が必要になることもあります。

寄生虫は予防できるものもあります。
特に重要なフィラリア症やノミ・マダニの予防についてはこちらのページをご覧ください。

食事(栄養)について

子猫の時期に与える食事は、その後の健康と食習慣に大きな影響を与えます。このため、子猫の時期にしっかりと健康的でバランスのとれた食事をとり続けることが重要です。

犬猫が食べてはいけないもの

  • ネギ、タマネギ、長ネギ、ニラ
  • チョコレート
  • ブドウ、レーズン
  • キシリトール
  • 生肉

上記のものがすべてではありません。
誤飲、誤食は身近なものでだれにでも起こりうる可能性があります。
特に飼い始めは注意しましょう。

歯科について

2歳以上の約80%の猫ちゃんで何らかの歯周病の徴候を認めるといわれています。歯周病が悪化すると歯肉の退縮や歯の動揺が認められるようになり、さらに進行すると口腔鼻腔廔や外歯廔などの重篤な続発症を引き起こしたり、血行性または免疫反応を介して遠隔器官(腎臓・心臓・肝臓)に影響を及ぼしたりします。このため子猫のときからホームケアをすることが大切です。ホームケアの方法についてはご来院の際にご相談ください。

避妊去勢について

実施時期は避妊手術も去勢手術も、初回発情前(生後6~7ヶ月)が目安です。初回発情前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の発症を高い確率で予防できることがわかっています。またオスの場合はマーキング(犬)をする癖がつきにくいといわれています。
当院の避妊・去勢手術について詳しくはコチラ

<参考>子猫の月齢の見分け方

歯を見ることで、およその月齢を推定できます

子猫の歯の生える時期 乳歯 永久歯
切歯(前歯) 第一 2~3週 3ヵ月半~4ヵ月
第二 2~4週 3ヵ月半~4ヵ月
第三 3~4週 4~4ヵ月半
犬歯 3~4週 5ヵ月
前臼歯 第二 8週 4ヵ半~5ヵ月
第三 4~5週 5~6ヵ月
第四 4~6週 5~6ヵ月
後臼歯 4~5ヵ月

初めてのペットとの生活でお困りのことなどございましたら
お気軽に当院へご相談ください。

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