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クリスマスケーキのチョコレートに要注意!
以前、ブログにも記載しましたが、クリスマスやお正月のような楽しいイベントが増えるシーズンになると、誤飲や誤食を主訴に来院する方が多くなります。
特にクリスマスケーキでチョコレートケーキを食べる方は要注意です。
犬はチョコレートを食べてしまうとチョコレート中毒になってしまうことがあります。
チョコレート中毒とは
チョコレート中毒は、チョコレートに含まれるテオブロミンという化合物によって引き起こされる中毒です。テオブロミンはカフェインやテオフィリンの仲間の物質です。カフェインはコーヒー、紅茶、コーラの中に豊富で、テオフィリンは紅茶に多く含まれています。
チョコレート中毒の主な症状
テオブロミンやカフェインなどの物質が作用する身体の部位は、心臓血管、腎臓、骨、筋肉です。
チョコレートに含まれているテオブロミンは、平滑筋の弛緩作用、利尿、心臓刺激作用があり、症状としては、嘔吐、下痢、パンティング、多尿、排尿障害、震えなどが起こります。
食べてしまったときの対応について
食べられないようにするための注意が必要ですが、もし食べてしまった場合はすぐに病院に連絡をするようにしてください。
病院に連絡する前にチョコレートの種類と量、食べた時間を確認しておくと良いでしょう。
電話後は獣医師の指示に従い応急処置や病院の受診をするようにしてください。
中毒になってしまってからでは命を落とす危険性もありますので、チョコレートの誤食の可能性がある場合はすぐに動物病院に連絡しましょう。
犬はチョコレート中毒を起こしやすい動物です。
誤飲、誤食がないように注意し、楽しいクリスマス・お正月をお過ごしください!